文筆家・心理カウンセラー大嵜直人氏が濱﨑かほりについて執筆してくださいました。
「なぜ、そんなにも、誰かのために生きられるのですか?」
一度、彼女に聞いてみたことがある。
「なぜって・・・考えたこともなかったですね。そんなふうに、聞かれたこともなかったので。きっと、ただの大きなおせっかいです笑」
そう言って彼女は、真夏に咲いた大輪の花のような、いつもの笑みを浮かべる。
トータルライフカウンセラー、濱﨑かほりさん。
目を合わせた瞬間から感じる、エネルギー量の高さと、豊かさ。
言葉を交わすと流れ込んでくる、繊細さと共感性。それでいながら、時おり少女のような悪戯っぽい笑みを見せてくれるのが、とても魅力的だ。
そんな濱﨑さんは、女性が人生100年時代を謳歌するための、
「ライフカウンセリング」を提供している。
相談される女性の人生そのものを、あらゆる角度から手助けするために
濱﨑さんは多くの資格を持っている。
スキンケア・アドバイザー、心理カウンセラー、ファイナンシャルプランナー、レイキヒーラー、家計アドバイザー、終活アドバイザー、そして相続診断士など、その資格は多岐にわたる。さらには、高知県高知市に店舗を構える美肌サロンを営む、経営者でもある。
「どうやったら、人の役に立てるかを考えているうちに、気づいたらたくさんの資格を取っていました」
美容、心理、お金といった問題を、全方面から扱うことのできる濱﨑さんには、多くの女性から様々な相談が寄せられる。心の中のモヤモヤした相談が、気づけば美容の提案になっていたり、お金の相談に来られても、心理的なケアが必要だと感じたりすることも多いという。
「私自身、早くに家計をやりくりする中で、お金は死活問題でした。お金にまつわることは、生きることに直結していますからね」
六人の子どもを育てていく中で、二度の離婚を経験している濱﨑さんだからこそ
母、妻、娘、働き手など、多くの役割を担う女性へのまなざしは温かい。
結局のところ、濱﨑さんが提供しているのは
かけがえのない、一人一人の女性の人生そのものを輝かせるためのカウンセリングなのだと思う。
「誰しも、生きていれば、苦しみや悩みを抱えるときがあります。
苦しみとは、学びでもあると私は思うのですが、とても一人では抱えきれない時もあります。
それでも、立ち向かおうとする誰かの、立ち上がれなくなっている誰かの、松葉杖のような存在になりたい。いつも、その気持ちが沸きあがってくるんです」
そう語る濱﨑さんの瞳は凛として、確かな光を宿している。
その瞳に宿る光を浴びたくて、多くの女性が彼女のもとを訪れる。
そんな濱﨑さんが、「ライフカウンセリング」を提供するようになるまでには
様々なエピソードがあるそうだが
その中でも幼い頃の葛藤や、命に直面した時の苦悩が、大きな動機となったそうだ。
「幼いころの私は、ひねくれて、嫉妬まみれで、わがままでした。
けれども、傷ついている人、困っている人には、何かをせずにはいられない気持ちを持っていました。
そのころ、通学路でいつも白い杖をついた男性がいました。何かお手伝いをしたいと思いながらも、声を掛けられない自分にもどかしさを持っていました。」
そのもどかしさは、自分の才能を世に出す怖れと、似ているのかもしれない。
けれども、その怖れを飛び越える出来事が、あったという。
「ある日、その男性が渡っている横断歩道が赤になってしまったのか、ヒヤッとした場面があり、とっさに声をかけてお役に立てたことが嬉しかったことを、よく覚えています。
それは、誰かのために何かをしたいという気持ちを、初めて行動に移せた瞬間だったのかもしれません。」
誰かが転びそうなとき、手助けが必要なとき、あるいは傷ついたとき。
我が身を差し置いてでも、実際に行動を起こせる人が、この世の中にはいる。
濱﨑さんは、そうした場面で、必ず行動できる人なのだろう。
「以前にスーパーで働いていたとき、盲目の女性が来店されたんです。
私が一緒に買い物をお手伝いしてから、その女性は来店されると、いつも私を呼んでくださいました。
ご自宅まで荷物を持ってお送りしたことがあったのですが、ご自宅でお会いしたその女性のご主人は、何と、私が通学路で出会った男性の方だったんです」
濱﨑さんは、自分が心の声に従って、迷いなく行動できるようになったのは、幼い日の白杖の男性との出来事がきっかけだったという。
その勇気を授けてくれた男性に、いつか御礼を伝えたいと願っていた、濱﨑さん。
数奇な縁で、その男性の奥様のお手伝いをすることができ、ようやく恩返しができたような気がして、あたらためてその男性に御礼を伝えたそうだ。
人のために、何かをすることを厭わない濱﨑さんらしい、エピソードだ。
けれども、時として才能の大きさは、悩みの種になりうる。
濱﨑さんにしても、それは同じだったそうだ。
「大切な人のために、何もできなかったことが、一番苦しかったんです」
視線を落としながらも、濱﨑さんは教えてくれた。
「私は、親しかった二人の友人を、病で亡くしています。
一人の友人は、時にケンカをしたり、彼女との関係に葛藤したりもしました。けれども、彼女が病に伏せたとき、私は何を差し置いてでも、彼女の力になると決めました。
もう一人の友人は、私自身が心を病んでいた時期に、お互いに助け合った仲の友人でした。 けれども、結局は二人に何もできなかった。私は未熟で、自分本位でした」
何もできなかったとは、言い過ぎのような気もする。
詳しく話を伺えば、その友人を想い、その友人のために昼夜を問わずに駆けずり回り、最後には相続関係の一切の手続きを託されたという。
人が自分の命の際を悟ったとき、その「あと」のことを家族以外で託されるほど信頼される人が、どれだけいるのだろう。
そのお二人は、濱﨑さんに出会えて、幸せだったのではないだろうか。
けれど、人のために全力で何かをしようとできる濱﨑さんだからこそ、そう思うのかもしれない。
その想いの強さは、そのままに濱﨑さんの類まれな才能でもある。
「人が苦しんでいる最中には、背中をさすってあげることくらいしか、できることなんか、何もないですよね」
その通りかもしれない。
けれども、濱﨑さんの手は、人の苦しみを和らげ、癒してくれる。
多くの人が、その癒しを求めて、サロンを訪れる。
その目は、その人が歩む道を、まっすぐに見据えてくれる。
多くの人が、ふと暗闇に陥った自分の道を、照らしてもらってきた。
その言葉は、折れそうになった心を、松葉杖のように支えてくれる。
多くの人が、その松葉杖にこれまで支えられてきた。
その上で、濱﨑さんは言う。
「私は、その人が必ず苦しみから抜け出せることを、信じているだけです。
答えを見つけられる力があることを、信じているだけです」
人を信じることは、簡単なことではない。
その人を信じると言いつつも、どこか疑いを持ってしまうのも、私たちだ。
けれども、濱﨑さんは信じる。
濱﨑さん自身が信じることができると、知っているからだ。
両の手に余るくらいの数の資格も、その自然体で安らげる雰囲気も、包み込むようなまなざしも、どれも素晴らしい魅力であり才能であるのだが。
それ以上に、出会う人を信じられるという才能は、濱﨑さんを濱﨑さんたらしめていると、私は思うのだ。
誰かに信じられればこそ、人は立ち上がることができる。
信頼を寄せられればこそ、人は安心して今日を生きることができる。
どんな苦しみの中にあっても、どんな悩みを持っていても、どんな問題を抱えていている人を、前にしても。
濱﨑さんに出会えた人はみな、その信頼を送られ、忘れていた生の輝きを取り戻していく。
「私自身、六人の子どもがいますし、親しい人の出産にも、何度か立ち会いました。壮絶な痛みがやってきても、やがて新しい命との出会いを迎えます。
人の苦しみも、いつか終わります。それを、知っているだけなのかもしれないですね」
濱﨑さんの、ライフカウンセリング。
それは、その人が信じることをあきらめた道を、あたたかく、そして力強く照らしてくれる。
「思春期の頃に、カウンセリングという言葉に、強烈に惹かれたことを覚えています。それを、いまこうしてご提供できることに、大きな喜びを感じています」
夢を叶えたんですね、と私が言うと
濱﨑さんはいつもの無邪気な笑顔を見せて、こんなことを教えてくれた。
「女優にも、なりたかったんですよ。いろんな人生を、演じてみたかった。けれど、今生の私は、このトータルライフカウンセラーとして、生きていくことを選びました」
人生という大きな舞台の上で、濱﨑さんは大女優として、その役目を演じているのかもしれない。
「でも最近ね、思うんです。私のライフカウンセリングを受けてくださる方は、それぞれの人生を送ってこられました。いろんな悩み、苦しみを聞いてきました。
でもね、『自分は不幸になります!』と宣言してまで、わざわざ地球に生まれるでしょうか?
人は必ず、生まれる前に幸せになることを誓って生まれてきます。
出会う方の人生に寄り添い、お話を伺い、時には涙し、ときに励まし……
そうしていると、その素晴らしく、かけがえのない人生を、一緒に演じさせてもらっているような気がするんです」
出会う人をあたため、癒し、励まし、そして輝かせる、濱﨑かほりさんのライフカウンセリング。
これからも、多くの人と出会い、そしてともに歩んでいくのだろう。
「ライフカウンセリング、受けに来てよ!待ちゆうきね!」
その笑顔の輝きは、どこまでも明るく、希望を照らしてくれそうだ。
2022年1月23日
文:大嵜 直人
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